詩投稿結果発表

投稿数371作品。投稿者238人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿第8期(1-3月)の選評および入選作をご紹介いたします。

詩投稿

H氏賞受賞者や日本現代詩人会の会員たちが詩編のアドバイスをいたします。

1期一人3篇までの投稿で、3ヶ月毎に選考し、入選作を選評とともに公開します。

第9期選者(4月〜6月)
・金井雄二氏

金井雄二氏
・中島悦子氏
中島悦子氏

詳しくは投稿規定をご参照ください。皆様のご投稿をお待ちします。

日本現代詩人会とは

この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。

日本の詩祭2017・詩集賞の朗読

「詩投稿 第8期」入選作品紹介
Topページに入選作の中から公開します。

ショックだったこと――うらお

 

私にとって大切なものを軽く扱われたこと。
職場の嫌な人との仕事を頑張って終えた日に。
職場で一人になった時、自殺したくなったり、
嫌な人を職場のカッターで殺したくなっても
それを思い出して
我慢していた
そういう、私の大事なものを勝手に盗られたこと。

 

警察にかかわる仕事に就いて長いのに、
刑事事件にならないから勝手に部屋に入ったり、
物を勝手に盗ったりする

 

怒鳴る私を見て
嗤っていること
面白がっている
侮辱している

 

腐った肉を公務員の皮で隠して生きるゾンビ

 

私はその娘。

炎――梯子高

 

風向き 炎の反射神経 風景の陰影
光を優先 一過性を睨み 迎える終焉
肌のキメにまで纏う現実をストリップ
(果てしなく膨らますレトリック的な…)

 

見慣れた光景 価値を醸し出す壁画
縁取りを助長する3D 前ノリで別次元を行く
テイク2にて録り行う

 

持て余した時間 憧憬にうつつ抜かす
溶ける情熱 頑なな固形物 テンパる饒舌
(手持ち無沙汰な関心ごと寝転んで)

 

手を伸ばす日付 執着する端くれ 考えたらマジくせぇ
夕から夜 待ち暮れる
成り切り上手に優雅なトーク
悟ったフリすりゃ仏陀が通る

 

目の間 瞑想 迷い込む精神迷路
思考停止 でも 離れられない現時点を
気掛かり 核に触れる 狼狽するワタクシ
ジャグリング 見つめっ放し 空いた口
思い付きは明滅し崩壊THE 白紙

 

記憶 点と線 未開の日付変更線
(望む視界は見るけど)
覗き込む欲求 目と目 レントゲン
(成長せん喉 ベロ 羨望の礼とともに…)

 

扁桃腺は見通し効かん展望
開けない視界 そして閉口
完成度より転送と言動が掩護
低速で圧迫する成層圏

 

高みから滅法目を利かすベートーヴェン

 

天の上飛び出す感性の少年

 

(炎上を減少…減速)

無題――遠野牧 露旨

 

さみしき月の夜に
見上げた光の鋭さは
冬の闇夜に
白く多重に重なり 強く引力吸い上げる
恋破れの、淋しい心を。

 

鳴いてやろうか
爪弾いてやろうか
今幸せな夜に熱く重なる二人を思い
妬けるこころのうたを

 

綺麗事を言っても
することは生々しい。
ネットで交わす言葉を 行為を 反応を
ムサボリアウ二人を

 

過去になったアナアキは
二人の隠されたメクバセメッセージを
照らし合わせる
白光の下に、晒されよ! 秘密好きめ!

 

白み始める闇の宵
月の光は地の空気が孕む光の厚みに柔らぐ
こころを強く吸い上げ続けるくせに。
カタワレを諦め切れない恋破れ
明日は幸せだった週末。

研究活動

詩界ニュース
詩界ニュース(2018年3月20日受まで)最終更新日 2018/5/13
催し・イベント
●西日本ゼミナールin滋賀2018最終更新日 2018/7/1

日本現代詩人会刊行本


  • 資料・現代の詩2010

  • 国際交流ゼミナール

  • 2015現代詩

ページトップへ戻る