この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。

山田隆昭会長
公益信託代表
山田隆昭
第75回H氏賞
草間小鳥子
第43回現代詩人賞
秋山基夫
投稿数682作、投稿者数419人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿欄第39期(10-12月)の選評および入選作をご紹介いたします。
またトップページに入選作を何回かに分けて、縦書き表示にて順次公開していきます。
- 【わたしたちはロシア・プーチン大統領に起因する不条理に反対し、ウクライナの人々の安全と平和を 強く望んでいます。──日本現代詩人会HP運営委員会】
- 現代詩ゼミナールと新年会(2026年1月)の案内です。詳しくはこちらまで。
- 【会員へのお知らせ】8月23日㈯の日本現代詩人会総会にご参加くださりありがとうございました。
すべての議題が承認されました。 - 第75回H氏賞、第43回現代詩人賞の詩集が下記のように決定しました。(2025/03/01)
- 2025年第9回HP現代詩投稿欄「新人賞」「新人」が発表になりました。(2025/04/05)
- 【子どもへの詩の普及】「清流の国ぎふ文化祭2024 詩コンクール」(2024/12/15)
- 【お願い】連絡がとれない会員がいらっしゃいます。何かご存知の方はご連絡願います。 (2025/09/18)
- 【日本現代詩人会全会員名一覧】
2026年1月31日午前11時より、開票のための理事会が開かれた。投票管理委員の黒崎晴臣氏、相原京子氏の立会いのもと、会員からの投票が開封され、集計された。その結果、第76回H氏賞候補投票は次の結果となった。投票率は、27・1%だった。(第44回現代詩人賞は下段)
①松井ひろか『半夏生』 13票
②横尾憲孝『小児科医のためのレクイエム』 10票
③青木由弥子『ことり組の午後』 9票
③まだらめ三保『もくようびがにげだした』 9票
⑤椿美砂子『青い終止符』 8票
⑥岩重桃平『心のがらんにミミズを飼う』
7票
⑥吹木文音『浄闇の華』 7票
⑧久原みな子『生成』 5票
(敬称略)
以上の8詩集を理事会として決定。同日午後4時より開かれた第76回H氏賞選考委員会に申し送りされた。
H氏賞第1次選考委員会ではこれらに加えて、次の3詩集を推薦詩集とした。
渡辺八畳『唇に磁石』
川上雨季『光をつたって』
たかきびわ『かみのけの川』
(敬称略)
結果、11冊の詩集が第76回H氏賞候補詩集として決定した。3月7日の第2次選考委員会で受賞詩集が選出される。
■第76回H詩賞選考委員(敬称略)
水嶋きょうこ、平川綾真智(委員長)、
魚家明子、尾崎まこと、
今鹿仙、房内はるみ、新井啓子(理事)
2026年1月31日午前11時より、開票のための理事会が開かれた。投票管理委員の黒崎晴臣氏、相原京子氏の立会いのもと、会員からの投票が開封され、集計された。その結果、第44回現代詩人賞候補投票は次の結果となった。投票率は、28・4%だった。(第76回H氏賞は上段)
①黒岩隆『南天鳩』 16票
②沢田敏子『祝祭の種』 15票
②松尾静明『16行/違う日』 12票
④金井雄二『蒼い森の奥へ』 9票
⑤北川朱実『乾杯』 8票
⑥柴田三吉『ひとつの夜とひとつの朝』
7票
⑦秋元烔『幻視録』 7票
⑧坂多瑩子『おはようジャック&ベティ』
(敬称略)
以上の8詩集を理事会として決定。同日午後4時より開かれた第44回現代詩人賞選考委員会に申し送りされた。
現代詩人賞第1次選考委員会ではこれらに加えて、次の3詩集を推薦詩集とした。
北川透『プリズンブレイク 脱獄』
尾世川正明『シュレーディンガーの白いねこ』
千石英世『光るリム』
(敬称略)
結果、11冊の詩集が第44回現代詩人賞候補詩集として決定した。3月7日の第2次選考委員会で受賞詩集が選出される。
■第44回現代詩人賞選考委員(敬称略)
水島英己(委員長)、河野俊一、季村敏夫、山本聖子、沢聖子、野木京子、渡辺めぐみ(理事)
<投票管理委員>
黒崎晴臣、相原京子
2025年3月1日(土)午後1時から、東京都・早稲田奉仕園セミナーハウスにおいて、第2次選考委員会が開かれました。詩壇の芥川賞とも呼ばれるH氏賞と、中堅以上の詩人に贈られる現代詩人賞が決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。なお、授賞式は6月1日(日)私学会館アルカディア市ヶ谷にて開催される「日本の詩祭2025」にて挙行される予定となっております。何卒よろしくお願い申し上げます。
◆2025年度 第75回H氏賞(賞金50万円及び記念品)
●受賞詩集『ハルシネーション』(七月堂)
●受賞者 草間 小鳥子(くさま ことりこ)
●受賞者プロフィール
1987年神奈川県生まれ、神奈川県在住。日本女子大学文学部英文学科卒。第27回詩と思想新人賞を受賞し、2020年に詩集『あの日、水の森で』(土曜美術社出版販売)を刊行。映画主題歌の作詞、プロダンスリーグ「Dリーグ」への詩の提供、音楽家と俳優と結成したユニット「Poetic Mica Drops」としてポエトリーショートドラマの制作ほか、多様な媒体で詩作にかかわっている。小詩集『ビオオープ』(資生堂花椿文庫)、詩集『あの日、水の森で』(土曜美術社出版販売)、詩集『源流のある町』(七月堂)、詩集『ハルシネーション』(七月堂)。
<第75回H氏賞選考委員> ◎根本明(選考委員長)、相沢正一郎、小笠原眞、篠﨑勝己、
田中裕子、山中真知子、野村喜和夫(理事)
●受賞詩集 『花下一睡』(七月堂)
●受賞者 秋山 基夫(あきやま もとお)
●受賞者プロフィール
1932年神戸市生まれ、岡山県在住。岡山大学卒。1960年代から自覚的に詩作。1970年代、片桐ユズルらと<オーラル派>として自作詩朗読を積極的に行う。1990年代より集中的に詩集を刊行。
主な著書:『旅のオーオー』(1965年思潮社)、『十三人』(第1回中四国詩人賞)、『家庭生活』(第16回富田砕花賞)、『夢ふたたび』(長編詩)、及び二十余冊の詩集刊行。他に、評論集『詩行論』など数冊。
<第43回現代詩人賞選考委員> ◎瀬崎祐(選考委員長)、海埜今日子、加藤廣行、
浜江順子、北條裕子、北川朱実、浜田優(理事)
2025年2月1日午前11時より、開票
のための理事会が開かれた。投票管理委員
の柊月めぐみ氏、生駒正朗氏の立会いのも
と、会員からの投票が開封され、集計され
た。その結果、第75回H氏賞候補投票は次
の結果となった。投票率は、30・0%だっ
た。 (第43回現代詩⼈賞は下段)
①林美佐子『ピコピコハンマー』 11票
②草間小鳥子『ハルシネーション』 10票
③雪柳あうこ『骨を撒く海にて、草々』
8票
④宮田直哉『ある風景』(書肆子午線)
7票
④角 朋美『透明な遠くへ』 7票
④市川恵子『世界にあるもの』 7票
⑦佐野亜利亜『女子の掟、もしくは』6票
⑦橘しのぶ『水栽培の猫』 6票
⑦丸田麻保子『カフカを読みながら』6票
(敬称略)
以上の9詩集を理事会として決定。同日
午後4時より開かれた第75回H氏賞選考委
員会に申し送りされた。
H氏賞第1次選考委員会ではこれらに加
えて、次の3詩集を推薦詩集とした。
漆原正雄『風を訪うまで』
山内優花『きせつきせつ』
寺道亮信『乳既』
(敬称略)
結果、12冊の詩集が第75回H氏賞候補詩
集として決定した。3月1日の第2次選考
委員会で受賞詩集が選出される。
■第75回H詩賞選考委員(敬称略)
相沢正一郎、小笠原眞、篠崎勝己、
田中裕子、根本明(委員長)、
山中真知子、野村喜和夫(理事)
2025年2月1日午前11時より、開票
のための理事会が開かれた。投票管理委員
の柊月めぐみ氏、生駒正朗氏の立会いのも
と、会員からの投票が開封され、集計され
た。その結果、第43回現代詩人賞候補投票
は次の結果となった。投票率は、30・0%
だった。(第75回H氏賞は上段)
①佐川亜紀『その言葉はゴーヤのように』
23票
②田村雅之『魂匣』 11票
②春木節子『行方しらず』 11票
④たかとう匡子『ねじれた空を背負って』
10票
⑤河野俊一『ストーマの朝』 9票
⑥吉田義昭『海と重力』 8票
⑦岩木誠一郎『声の影』 7票
⑦冨岡悦子『斐伊川相聞』 7票
⑦瀬野とし『まわれまわれ』 7票
(敬称略)
以上の9詩集を理事会として決定。同日
午後4時より開かれた第43回現代詩人賞選
考委員会に申し送りされた。
現代詩人賞第1次選考委員会ではこれら
に加えて、次の3詩集を推薦詩集とした。
秋山基夫『花下一睡』
篠﨑勝己『死ねない魂のための音楽』
眞神 博『精神の配達』
(敬称略)
結果、12冊の詩集が第43回現代詩人賞候
補詩集として決定した。3月1日の第2次
選考委員会で受賞詩集が選出される。
■第43回現代詩人賞選考委員(敬称略)
海埜今日子、加藤廣行、北川朱実、
瀬崎祐(委員長)、浜江順子、
北條裕子、浜田優(理事)
日本の詩祭2024第Ⅰ部 贈呈式・先達詩人の顕彰・詩朗読
「詩投稿 第39期」入選作品紹介Topページに入選作を順次公開します。
岡 久生「蟹」
海沿いの街道 小さな鮮魚店
角を曲がり 坂を上り
こんな家にも 蟹はやって来る
井戸端に身を潜める
窓に灯がともり ひそやかな話し声
お父さん 遅いね
丸い卓袱台に 夕餉の膳は整い
おじいさん お母さん 子ども
子ども用の 小さな魚の煮付け
坂下の鮮魚店で買った
数年先に
お父さんが脳の病で亡くなることは
誰も知らない 夕方のひととき
澄んだ夜空 海面に月影
坂を上って 町から帰ってくる 人影
軒の庇 縁側 飛び石 龍の鬚
波の音が聞こえる 風に乗って
一瞬 甲羅を冷たく光らせて
蟹は茂みに身を隠した
ポリエチレンの半透明な棺には
昨日愛したはずの有機物が
色を失って横たわる
腐敗の拒絶は
時間への抵抗だ
この白い箱の内部だけで
時計の針は凍てつき
送風口から吹き下ろす冷気は
生と死の境界を曖昧にする温度
手をかざせば
指先からプラスチックへ変質していく錯覚
おそらくぼくも
誰かの巨大な冷蔵庫の中で
ラップに包まれたまま
出番を待つ肉塊なのだろう
扉を閉める
磁石が吸い付き
世界がカチリと
密閉される音がした
- 2026/2/15
- 「詩投稿 第39期」入選作品紹介Topページに入選作を順次公開します。
- 2026/2/15
- 各地のイベントから(会報181号から)
- 2026/2/15
- 新会員の顔(2025・11・20理事会承認)
- 2026/2/15
- 新 会 員 の 顔(2025・11・20理事会承認)
- 2026/2/15
- 詩界ニュース(2025年12月31日受まで)

日本現代詩人会/七〇周年記念アンソロジー
国際交流ゼミナール
現代詩2023



























