詩投稿結果発表

投稿数389作品。投稿者222人。多くの方にご投稿いただきありがとうございました。詩投稿第5期(4-6月)の選評および入選作をご紹介いたします。

詩投稿

H氏賞受賞者や日本現代詩人会の会員たちが詩編のアドバイスをいたします。

1期一人3篇までの投稿で、3ヶ月毎に選考し、入選作を選評とともに公開します。

第5期選者(4月〜6月)
・八木幹夫氏

八木幹夫氏
・杉本真維子氏
杉本真維子氏
・石田瑞穂氏
石田瑞穂氏

詳しくは投稿規定をご参照ください。皆様のご投稿をお待ちします。

日本現代詩人会とは

この会は日本の詩人の権益を団体的に守り、現代詩の普及発展のために協力し、国際的活動を推進し、詩人相互の親睦をはかることを目的としています。

詩祭の様子

「詩投稿 第5期」入選作品紹介
Topページに入選作の中から2篇ずつ公開します。

不臭
発条ねりさす

 

一度、二度
愛想笑いを浮かべただけの

 

慣れない好意に
大きな壁を挟んだ、あの

 

 

くさい、くさい
くさくて、悔しい

 

握られた手は、励ましでなく
私を捕らえる    檻なのだ

 

くさい、くさい
どうして、悔しい
くさいから、悔しいのだ、

 

しみだらけの笑顔が
差し出された古菓子が
確かな濃霧を持って
脳内に再生されている?

 

くさいのだ、悔しいのだ
暗いから、逃げたいのだ
ただの死に様に  泣きたいのだ

 

 

私はあなたを  好きでも嫌いでも無かったのだ

 

 

喉に溜まる嗚咽に  死の影が吸い込まれていく
どろどろに溶けた腕が  今にも襲いかかって来るんじゃアないかと

 

 

 

私はあなたが  恐いのだ

 

 

私に知識を耕した  見知らぬあなたが恐いのだ

 

 

くさい、くさい
逃げだしたくて、しようがない

氷結
早計層

 

柏でキネマして
父は黙り込む
エデンホテルに死人がいないからか
ベトナムのシャツに吸殻が住んでる
女神は小倉のたいやきを食べて
光の道を飲んでる
古書には
どうすればいいのかとある
太平書林が見つからないのだ
即死的に呼びかけてる
これじゃ夕方の呪文だ
誰も聞こえない
正しい
階段分子が終わった
父は動かない
息はしてく
咳が見える
卑劣な一室を奪えるほどの怪獣がいれば
裸に白紙をぺちぺち貼ってやれるのだが
釈放された常磐だと
せいぜい徴兵された波だ
親愛なる血が緊張して
こわい
稲を振ってみっか
それか狐の香水だ
向こうで夜行バスが怠けてるかもしんない
旅人さん
ハンカチに広がる石から離れると眠くなる
狂えるさん
色あせた舌先を噛んで
水玉を口ずさむ
ああ口笛を浄化しなければ
少男が他男だ
骨が吹き飛んでる
二十分くらい
確率が成り立たない道に行き当たる
先へ木金土の写真
ばらばらのまま結ばれる父は
駅ビルの空調に浮かされた
父は氷の味がする

研究活動

詩界ニュース
詩界ニュース(2017年6月20日受まで)最終更新日 2017/8/23
催し・イベント
現代詩ゼミナール<東日本>in酒田のお知らせ最終更新日 2017/9/11

日本現代詩人会刊行本


  • 資料・現代の詩2010

  • 国際交流ゼミナール

  • 2015現代詩

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